raidの仕様は結構たくさんあって普通のraid 0からraid 6までの7種類のタイプがあります。
そもそもこの記事のタイトル自体がオカシイ(自分でつけたんだろう!)
raidと言う仮想ディスク(複数のディスクを1台のディスクに見立てる技術)はバックアップの代替にはなり得ないモノです。確かにミラーリングなどの機能はあるので高い冗長性を確保出来る場合もあります。でも、テープドライブなどで定期的に取ったバックアップが一番安全でraidからリストアするというケースはあまりありません。
また、raidを構成するハードディスクの1台が壊れてしまった場合などで、ディスクアレイなどでサブを配置していれば運用という面では全く問題なく機能します。で、その壊れたハードディスクを修復させて再び稼動させる事を考えている人がいるとしたら、止めてくださいね。
まぁraidを導入した目的が高速化という位置付けで冗長性はあまり気にしない?と言う場合でも止めましょう!
と言う事でこの記事のタイトルに対する結論は、
「raidを構成していたハードディスクが壊れても修復するな!」と言う事になります(笑)
それでもバックアップが無いんでどうしても修復したい場合は業者に依頼する事になるでしょう。但し、通常のhdd修理やhdd修復の依頼とは根本的に違いますので相当な修復代金が課金される事は覚悟が必要でしょう。
2008年3月25日火曜日
raid仕様のハードディスクを修復させる事は可能なのか?
ハードディスクの不良なクラスタを修復する方法
ハードディスクの不良なクラスタを修復する方法について頭ン中からブレインダンプして情報を書き殴ってみます(笑)。
私が嘗てNECのPC98でMS-DOSを操り3.5インチのフロッピーディスクを相手に闘っていた時代にはノートンの『空飛ぶじゅうたん』なんてのがありました(誰も知らんだろう!)
これはこのDOSの時代の話でディスクのフォーマットも現在のMSの様なNTFSでなく、FAT16(ファットじゅうろく)の時代ですからクラスタの修理でなく「セクタ」のチェックと使用不可印を付けるだけの簡単なものでした。
とは言ってもクラスタの集まりがセクタなんで当事からクラスタの存在はあった筈です。が、そこまで細かい部分の修理などしていなかった?んじゃないかな。3.5インチの1.25MBの容量の記憶媒体にそこまで修理しようなんて人も居ないだろうし、データを集中させているディスクは必ずバックアップを取る事を推奨していたんで壊れたらミラーを使えば良いという空気だった気がします。
でも時代は64ビットOSが現れ、記憶媒体もテラの時代です。クラスタの修理は避けて通れない時代になったんですね。
さて、本題です。
マイクロソフトのOSでWindowsNT4.0~現在のWindowsVistaの範囲で考えたいと思います。
chkdsk コマンドを打とう!が答えになります(簡単過ぎ?)
エクスプローラーを開いてチェックしたいドライブにマウスを当て右クリックして、サブメニューのプロパディーをクリックすると↑の様なダイログが表示されます。
ツールタブの中の「エラーをチェック」の右端の「チェックする」をクリックします。
そうすれば次回にWindowsが起動する際に自動的にchkdskが開始されます。
でもね、正直な話このchkdskで最低限のファイルやフォルダが復活されたら真っ先にバックアップを別のディスクに取る事をお薦めします。
chkdskはファイルやフォルダの救出前の最後の悪あがきで、ファイル等を救出出来たら潔く新しいハードディスクを購入してエラーの出るディスクを廃棄しましょう。
こういったクラスタが破損する様な状況になってしまうと一度直しても直した傍からまた、マタ、と言うケースが多いです。
もう、chkdskも駄目で手の打ち様が無くなったらファイナルデータの試用版を試されると良いでしょう。このファイナルデータの試用版で復活できるファイルの概要が確認出来ますからね。だけど、当然、試用版だから実際のファイル復活は出来ません。実際の蘇生対応はファイナルデータ有料版でどうぞ!
hddってちょっと前までは…
hddって言えば少し前まではパソコンに付いている内臓のハードディスクや外付けのハードディスクの代名詞でした。実際にそれしか無かったんですね。でも、今はパイオニアのカロッェリアのhddナビや、HDDビデオレコーダーなどにも当たり前に使われていてもはやパソコンについている記憶媒体というだけでは説明できない存在になってきています。
このhddの修理や復旧を専門に扱う業者も最近はその幅を広げてきています。今までのパソコン用のhddの復旧以外にも、カーナビや家庭用HDDレコーダーのデータ修復などにも本格的に力を入れ始めています。
私はと言えば、パイオニアにカロッェリアHDDナビをようやく修理に出して戻ってきたところです。私のタイプは本当の初期型でDVDが見れなくてTVが見れるタイプです。購入して1年くらい経ったバージョンアップでMP3の音楽データが聞ける様になった時は嬉しかったなぁ!
で、肝心のナビの故障の内容について少しお話しますね。
去年の夏のある日、車のエンジンをかけるとナビくんの起動画面が何かおかしくなり「application cd 」を挿入してアップデートしろ!的な英語のメッセージが表示され始めました。
何度かリセットボタンを押したりしていたら起動画面すら表示されなくなった!と記憶しています。
幸い、あまり遠出の予定も無かったので暫く放っておきました。
で、最近になってやっと修理に出したんです。原因はやはりhddのクラスタが少し壊れてしまっていたと言う事と、制御系のプログラムの基盤がイカレテしまっていたらしいです。
結局、全部で2万8千円係りました。加えて最新の情報にアップデートもしてもらったんで総額で5万円くらい係りました。
ちなみにhddの物理障害があった為、hdd内のMP3の楽曲データは全て初期化されてしまいました。
でも、最近は愛用のIPODを繋げて聞いていたので全く問題は無いのですがね。